2014年

2月

13日

No. 7「ミャンマーYMCAの働き」

東南アジア諸国では、YMCA(以下YMと略す)がその名が示す理念が生きていて、若者たちを育成する活動が活発に行われており、社会的信用度も高い。ミャンマーYMも同様であることが、昨年11月の訪問で分かった。YMはヤンゴン駅に近い町の中心地にある。建物は古びているが、受付、スタッフの応対はとても親切であった。

 

YMでは、青少年育成プログラムをはじめとして、男女の労働機会均等の実施、子どもの権利向上、文化・宗教の異なる人との対話・協働の促進、環境保護活動、平和づくり等をミッションとして掲げている。また、宿泊施設、会議室を備えている。CFF創設者でかつてはYMの総主事をされていた二子石章さんから、「CFFが現在行っている野外活動はYMから学び、CFF流に構成した」と聞いている。

 

私たちCFFジャパンから4人はYMホテルに宿泊し、総主事らスタッフを訪ね、どんな青少年向けのワークキャンプを行っているかをかなり突っ込んでお尋ねした。そこで知ったことは、

 

1)  2011年にセイン政権に移る前の軍事政権の間にもキャンプを実施していた。実際、日本の横浜は20年間、農村部へ巡回診療、公衆衛生、交流活動を続けており、最近はサイクロン(2008年)被災地でボランティア活動を行っている。また、大阪YMは昨年2月に異文化交流、学童プログラムを実施した。

 

2)  2013年には、ヨーロッパ、近隣アジア(タイ、香港、韓国)の青年を迎えワークキャンプを行っている。実際、私たちが訪問した11月初旬にデンマークとミャンマーの青年が合同キャンプをデルタ地帯で行ったばかりであった。

 

3) ミャンマーの青年たちは今、外国の知識、言語、情報を取り入れたいという意欲にあふれており、キャンプでの交流を強く望んでいる。実際、総主事が最近行われたキャンプの様子をパワポで見せながら熱く解説してくれた。

 

“開国の息吹”の例をここでも感じさせられた体験であった。希望をもって動こうとしている青年たちと語り合える機会がここにある。これまでCFFが大事にして来たシェアリングの方法が生かせる場ではないか?

 

Myanmar YMCA:http://www.ymca.int/where-we-work/ymcas-country-profile/asia-pacific/myanmar/

横浜YMCA:http://www.yokohamaymca.org/program/20130917zd.html

 
吉野輝雄